Bar 宵闇亭

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アレックスの冒険 ~旅立編~

オラの名前はアレックス。
シティボーイたちには田舎と笑われがちなユーの、さらに町外れにある
小麦農場のせがれだっぺ!
メインストリートから遠いのはつらいけども、その分うちの農場は
ユー1の小麦が収穫できると有名なんだべさ。
今日もダディと一日小麦の収穫に精を出して大収穫だっぺよ。
実はオラは全ユー収穫王選手権で優勝したこともあるんだべ。
小麦を刈る腕前にはただならぬ自信があるべさ!



収穫した小麦は、毎日街の北にある製粉所へ売りに行く。
でも不況のせいか、新しい所長の性格がしわいせいか、買取価格が
年々下がっていくのが悩みの種だべよ……。
ブリテイン産の小麦はもっと安いなんてにくらしいことを言われたが
あそこは土地にポーションバラ撒いて広い農地を維持してるんだべ。
確かにうちは農地は狭いが、その分大事に世話してきたんだ。
受け取った小銭を見て、思わず溜め息が出てしまったべさ。
今日は都会さ出たハトコが里帰りする日だっちゅうのに……。

 

ハトコの名前はアイオライト。
キャベツのもぎり王と呼ばれた猛者だったが、ヨリック先生に憧れて
文豪になるために上京したんだっぺ。
ちなみにヨリック先生の著書は世界中の本棚にあるくらい有名で
印税もガッポガポだって話だべさ!
ライトどんはまだ文豪には遠いけども、書写スキルはもう70を超えて
今はヘイブンの魔法屋にスペルブックを卸すバイトで稼いでるんだと。
オラのマミィが作ったケーキとマフィンでもてなしたら、それはもう
喜んでくれたべよ。
やっぱり都会のメシは、ユー民の舌には合わないみたいだっぺ。

オラたちはたくさん話しをしたっぺ。
といっても、ライトどんが話す都会の話題は次々変わっていくのに
オラが話せたのは小麦のこと、うちのネコのこと、メインストリートの
大工屋の若奥さんが不倫してる噂くらいだったべよ。
オラの世界は、ライトどんに比べてうんと狭い。
そんなことに気付いてしまった一時だっぺ……。



気が付くと酒瓶はすっかり空になっていて、ほろ酔いのオラたちは
勢いこんでエンパスアビィまで新しいワインを買いに出たっぺよ。
やっぱりユーに帰ってきたなら、ここのワインを飲んでいかなくちゃ
ユー民とは呼べないっぺな!

ところがオラたちを迎えた修道士は、めたくそ感じ悪いジジィだったべ。
オラたちをひと睨みするなり、なんだか物騒な電波トークを始めるし
ルンルン気分だったテンションは一瞬でだだ下がりだっぺよ……。



ライトどんも「これかまっちゃいけないタイプの人だっぺよ」と言うし
オラたちはジジィを華麗にスルーして、他のワイン職人にオススメを
チョイスしてもらったっぺよ。
ちょっと値の張る品だったども、ここはひとつフンパツしてオラからの
お祝いってことにしたべさ!
都会の波に揉まれてつらい時は、これを飲んであったかいユーのことを
思い出して欲しいっぺ!
 
が、そうしてオラたちが友情を深めてる後ろで、相変わらずジジィは
こっちをチラチラ見ながら大声で喋り続けるんだべさ。



さすがに鬱陶しくて、何が言いたいのか問い詰めたべよ。
するとジジィは待ってましたとばかりにペラペラ喋り出したんだべ。

この修道院に秘められた、ドン引きの物語を……。



ショックのあまり細かいことはよく覚えてないだども、ようするに
この修道院はショタコンホモ野郎どもの巣窟で、引き取ったショタを
修道士の皮をかぶった変態ソドミストどもが夜な夜な集団レイプし
ついには殺人事件にまで発展したことがあったんだと!
しかもこのジジィはその事件を事前に察知するどころか、事後に
うまいこと隠蔽しておいて、今頃通りすがりのオラたちに話すことで
すっかり懺悔完了!みたいな顔をしてるんだべさ。

オラたちはとてつもなく衝撃を受けた……。
この平和と素朴さが売りのユーで、ブリタニア中から尊敬されている
この修道院で、そんなR-18の事件が起きていたなんて……。
愛の蝋燭を祀る祭壇の間で、きっと脂ぎってハゲ散らかった豚どもが
いたいけなショタを取り囲んで「オジさんたちが今からショタ君に
本当の《愛》ってやつを教えてあげるよブヒヒィさぁ祭壇に手をついて
オジさんたちがいいって言うまで聖句を唱えてるんだよブヒィ!」とか
やってたに違いないんだっぺ……。
どうしよう……もうお祈りしに行けないっぺよ……。
ライトどんもかなり動揺したのか、ずっと「出雲は大丈夫だから、
出雲は大丈夫だから!」とよく分からないことを呟いてたべさ。



オラたちは一晩飲み明かしながら考えた……。

こんな横溝正史もビックリな事件を知ってしまった今、この街を
これまでと同じように見る自信がないっぺ……。
ライトどんも言っていた。
「昔から修道院とムショと野球部はホモの殿堂と相場が決まってるべ。
きっとムショの方でも生きてるのがイヤになるようなエログロ事件が
今日も起きてるはずだっぺよ……光は強いほど暗く影を落とす……
ユーの掲げる正義の下には……それ以上の悪と欲望が……」
そういえばジジィも桜の下に死体がうんちゃら言ってたべな。

「───花見、行くべか!」
「んだべなー!」

オラたちは考えるのをやめた。

ルナで青いうさぎを探せと聞いた気がするけども、そのまますぐに
ルナへ行くのも味気ないっぺよ。
せっかくだから、オラは憧れの王都へ寄っていくことにしたべさ!



王都ブリテインの入り口には、えらく立派な橋がかかってたべよ。
木造建築しかないユーとは違い、ゴージャスな石造りだっぺ!
何十人もすれ違えそうな巨大さに、王都の威厳を感じたべさ。
2回も王都に来たことがあるというライトどんにガイドされながら
おっかなびっくり王都に踏み入っただよ。



ユーにはない、酒場というものにも入ったっぺ!
さすがシティボーイたちの集まる盛り場は格が違ったべさ。
店員さんの言葉遣いは丁寧な標準語だし、垢抜けたお姉ちゃんたちが
あちこちボインボイン揺らしながら周りを歩きまわるものだから、
オラはすっかりどぎまぎしちまって田舎者丸出しだったっぺよ。
いつかあんな嫁っこさ貰えたらいいんだがなぁ。
シティガールから見たら、やっぱりユー民なんてそこらに生えてる
草でも食べさせとけばいいのにプスーwって感じなんだべか?
そんな扱いを受けるのは埼玉県民だけで許して欲しいっぺよ……。



喉を潤した後は腹をくちくせねば、とオラたちはパン屋へ行ったべ。
なんでも焼きたてのバゲットサンドイッチを歩きながらパクつくのが
ブリジャン(ブリテイン在住の男性)風なんだと!
それをやればオラたちもシティボーイに見えるかもしれねえだな!

店の人はハンサムだったけんど、すごいレイプ目だったべよ。
まるで両親の離婚後、妻の面影を求めた父親に毎晩性的イタズラを
されても耐えてたのに再婚相手が来た途端邪魔者扱いで、穴に飢えた
異常性欲者はびこる修道院に肉便器として二束三文で売り飛ばされたあげく、
これまた口にするのもはばかられるえげつない陵辱と虐待の日々の中で
ついに精神に異常をきたし、のしかかる息の臭いケダモノのビール腹を
ダガーでめった刺しにしてやったら、タイミング悪く現れた母親が
代わりに罪をかぶって投獄され、事件の隠蔽をはかる修道院の陰謀で
数日後にはあっけなく毒殺のうえそこらに遺体投棄されて行方不明、
さらに自分は非合法のおクスリによる催眠暗示で事件の記憶を消され
何事もなかったかのように養子に出されたけど、心の底にこびりつく
地獄の日々が時折悪夢として現れて、この季節はいつも眠れない……
なんて背景がありそうなくらい完全に死んだ目をしてたべさ。
案の定、バゲットを売ってくれるどころか血塗れのダガーがどうとか
絨毯に染みた血がどうとか危ないことばかりブツブツ呟いてるので
オラたちはそっと頷きあって店を出たっぺ。
やっぱり都会は怖いとこだべなぁ……。

 

気を取り直して、新市街とやらの有名な公園へ行ったっぺよ。
こんなキレイな石畳、ユーじゃすぐ羊や荷馬の糞で汚れちまうべな。
公園にはボートの浮いた池や、なんともシャレオツな噴水があって
オラまでロマンスがありあまる気分になったっぺ!
都会の若者さは、こういうところでデートと洒落こむんだべかぁ。
王都はユーにはないものばかりで、オラはたまげっぱなしだったっぺ。

王都の湖の上には、国王陛下のお城も幽かに見えたっぺさ。
月に一度の評議会とやらの時には、ブリタニア中の街の首長様や
国王陛下のお顔まで見れるんだとか。
オラも一度でいいから陛下のお姿を拝んでみたいっぺなぁ。

それからもいろんなところを歩いたけども、王都は一日じゃとても
観光しきれなくて、オラたちは後ろ髪引かれながらルナへ向かったべ。



ルナもキンキラしたえらい街だったべさ。
だども、壁際の大きな穴からたどり着いた景色は、それ以上だったべ!
オラが10人手を繋いでも足りないほど太い桜の木に、満開の桜の花が
わっさりと咲き誇ってたんだっぺよ!
花の色は、ぞっとするほど赤く鮮やかで、怪しい美しさだったべな。
あたりにはカラフルな妖精さんまで飛び交って、もうオラたち極楽浄土へ
迷い込んだのかと思うほどだったべさ。
徳の下にはびこる悪があるように、悪徳を糧に咲く花もあるんだべな。
オラたちはついつい日が暮れるまで見惚れてしまったっぺ。
そこからの帰り道はまさに命がけのサバイバルになって大変だったども、
こんな景色は一生に一度見れるかどうかだと思えば、多少の怪我も苦労も
惜しくはない旅だったっぺよ!

ヘイブンへ帰るライトどんと別れてやっと家に着いてから、オラは考えたべ。


 
修道院の暗黒面を知ってしまったせいで、事故に見せかけて消されるのが
怖いというのももちろんあるだよ。
人死にが出た事件を綺麗に闇に葬り去るなんて、なまなかな権力じゃ
できることじゃねえべ。
きっとペドホモ修道士以外にも、人に言えない趣味を持った変態貴族どもが
巡礼だの喜捨だの聞こえのいい言葉を隠れ蓑に代わる代わるやって来ては
金に飽かして逆らう力もない幼子たちを欲望のままに性的略取しまくる
ブリタニア版プチエンジェルみたいなヤバい裏があったに違いないべさ。
少なくともあのジジィがくたばるまでは、ユーから遠ざかって身の安全を
確保するのが正解だべな。

でもそれ以上に、今回の旅は驚きの連続だったっぺ。
今日という一日は、小麦畑で過ごす一日より何倍も濃かったべさ。
美しい景色、人の醜さ、他の街のミルクの味。
小麦畑の中じゃ、けして味わえなかった時間だっぺよ。
そういうものを、もうちょっとだけ探したいんだべ。
オラは旅に出る───まだ誰も知らない物語を見るために。

もちろん、週末には小麦の収穫を手伝いに帰るつもりだけんど!
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気がつけば4月

憧れの海ぶどうが想像の100分の1も美味しくなかったことに
激しく落ち込んで営業報告も手に付かない僕ですコンバンハ。
800円もしたのにくやしいっ(ビクンビクン)

昨日の無限のテストイベント、もちろん僕も参加してきました!
7時間にも及ぶ大長編でしたが、手に汗握る展開の連続で
眠気も吹っ飛ぶ勢いでしたね!
終盤の宇宙戦艦出撃のあたりはもう変な脳汁出てた気がする……。
40分戦っても終わりが見えないラスボス戦には挫けそうになったけど
エンディングでロード・ブリティッシュが敵の船団に特攻して
爆発四散したところでは、恥ずかしながらリアル号泣だったよ!
うーん、本当にすごいイベントだった……!




なんてわけはもちろんなく、11時過ぎにEMホールへ行っても
誰もいなくて激しくションボリ。
僕もなおたん見たかったナリィ……。

が、ここでフテ寝するわけにはいかない。
今日が最終日のヤマトオラクルへダッシュして、是が非でも欲しい
ガーゴイル語辞書をゲッツせねばならないのだ!
するとそこには、まさに今本棚を片付けようとするあじたんと、
それを必死に阻止するヤマト民Tさんの姿が!
「あと5分遅かったらやばかったよ!」
うおおぉぉぉTさんありがとう、ありがとう!!
うんちく本ダイスキな僕にはまさにお宝のこのガー語辞書、
かつての公式に載っていたものの他にも、EM極秘資料の
データも搭載されているのだとか!
ゲッツしそこねたら生涯後悔に悶えるところだったな!
それからしばし3人で本関係について熱く語っていると見せかけ
密かに本棚撤去阻止ミッションに勤しんでいたところ
新たにやってきたのは書店経営をなさってた方だったりして
俺達のブックマニアトークはナイトフィーバーだぜ!でした。
最近めっきり本屋できてませんでしたが、新たな路線を見出したので
また売れない本屋行脚したいな!
あとヤマトにもまともなキャラ育成しようと思いました。


インフォメーション
Ultima Online 出雲シャードにて、深夜にダンジョンでBarをしたり、トリンシックで首長をしている人のブログです。

Aizenhawer


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出雲フェルッカ デスパイス内
毎週土曜 夜11時~2時

次回のトリンシック市民会議
2017年4月23日(日)夜10時
出雲トリンシック パラディン島
訓練施設内会議場にて開催

イベント予定
【第2回 細工のてっぺん!】
2017年3月19日(日)夜10時より
出雲トリンシック市政ストーン前集合
詳細は  コチラ

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